宇宙工学、ロケット工学の本、入門書、技術書、専門書の紹介,評価,安売り価格

図形が苦手な子、得意な子どちらもいけます　評価：

中学生で、図形問題が苦手な子用に一冊。
小学生で図形が得意（高学年）な子用に一冊と二冊購入しました。
図形を手書きでノートに書くのが苦手な子に、これはとても良いと思いました。
最初は早く書けるよりも丁寧にしっかり書くを目標にやらせました。
おかげで書く上でのコツがわかってきたようです。
また、展開図を頭に描くのが苦手な子にとって、これはとても良いと思います。

天才と言う言葉にひかれて　評価：

息子が「天才」と言うことばに引かれ、黙々と物指しを使って図形を描いています。
すごい集中していてビックリです。
あっと言う間に初級編が終わってしまったので、続編が発刊される事を楽しみにしています。
点描写と「立体王」「なぞぺ〜」など併用すると、ある程度図形への苦手意識がなくなるんじゃないかな、と思いました。

高度な内容を平易に解説した良書　評価：

　この本は、人工衛星・宇宙探査機の設計についての、固有の問題を平易に説明しています。
この本は大きく３つに分かれます。
１．人工衛星・宇宙探査機の構造設計について（１～３章）２．人工衛星・宇宙探査機の軌道について（４章）３．人工衛星・宇宙探査機の姿勢制御について（５章）それぞれに、ほぼ同じくらいのページ数を割いてます。
　この本をマスターしたからといって、すぐに一線で役立つレベルの知識が得られるというものでもありませんが、この本を読めば、右左がわかるくらいのレベル（何が問題となるのか、何を調べればいいのかがわかるレベル）には、なれるのではないでしょうか。

宇宙システムの誘導・制御に関心ある人に読んで欲しい本　評価：

　2003年に打ち上げられた「はやぶさ」は2005年に小惑星イトカワとランデブーし、2010年6月13日、イトカワで採取した物質の入っていることが期待されるカプセルを分離して7年間の旅を終えて地球の大気圏で燃え尽きました。
満身創痍の「はやぶさ」を地球に帰還させるまでには関係者の忍耐とち密な起動修正技術がありました。
　「本書は学部の高学年、修士の初年度の学生を対象に書かれた宇宙工学についての入門書であり、とくに衛星の姿勢制御とロケットの誘導制御を中心に説明した。
（略）」と『まえがき』にあるように、宇宙機としてのシステム（人工衛星、ロケット）や力学の基礎事項を解説した上、制御工学を中心に基礎から応用までが応用例（8章のように人工衛星自体の設計にも深く関係するものあり）を示されながら解説されます。