自閉症の治療、予防、食事療法の医学書、マニュアル、医本、医書の安売り価格

療育の画期的な本です。　評価：

『「ママと呼んでくれてありがとう」』の著者杉本実花さんが本の中（第２章療育迷子）で書いているのと同じように私もshizu先生が主催する「ママ交流会」で救われた一人です。
監修者平岩先が、いみじくも「はじめに」の中で書かれているように、医療機関で診断は受けたけど実際はどうすればよいかを教えてもらえないで、砂漠の中に投げ出された状態でした。
まさに早期診断＝早期絶望の状況でした。
お陰様で重度の知的障害を持っていますが、shizu先生に教えていただいた数々のマジックで、家族ともども笑顔の多い明るい生活を送ることが出来ています。
この本は、日本中・世界中の困っている家族への啓蒙書だと思っています。

素晴らしい1冊　評価：

ABAをやってきましたが、これまでで一番分かりやすい良い本だと思います。
困っていることに対する答えが絵を交えてわかりやすく書かれていますし、項目もはっきりしていて検索もしやすいです。
平岩医師監修ということで、医師からのアドバイスも書かれていて安心できます。
何よりもご自身が自閉症のお子さんをこのABAのアプローチで育てられ、大きく成長されたという経験を持つ療育されるママさんが書かれたという点も嬉しいですね。
我が家の教科書的な本になっていきそうです。

具体的な説明で深い理解が可能　評価：

自閉症スペクトラムを持つ人たちの「こだわり行動」を、１.変えない、２.やめない、３.始めない、という３つの特徴に分けて、それぞれに合った基本的な対処法をまず挙げている点からして、勉強になりましたし、納得しました。
また、世間では、こだわり行動も常同行動も強迫性障害も儀式も一緒にしてしまって、混乱していますが、この本では、それぞれの違いを明記してくれているので、その点もスッキリします。
著者によると、自閉症スペクトラムの人が持つ「こだわり行動」は、３４０もあるそうで、それらが１つずつ、例示してあるので、新たな発見があって有益でしたが、この本では、「こだわり行動」を分析し、指導の方向性を見いだすための、レーダーチャートという、チェックリストが添付されています。

新しい人間関係　評価：

以前から、注目していた先生の待ちに待った本でした。
「自閉症スペクトラム」を知り抜いたようなインパクトのある表紙カバーですね。
かわいらしさも何ともせつない・・・。
こだわり行動は、家族や周りの人間を巻き込んで、新しい発展的な人間関係を作りにくくします。
そこに介入して、新しく、お互いが大切にされる関係へと発展させるという、この先生、いや実践者の技はまさに国宝級の職人技ですね。
職場で、是非、読書会を開きたいと思います。
これからも、現場の人間を勇気づけてください。
困っている家族に光を与えてください。

「人づきあいが面倒」という人、必読。「病気」にならない、「病人」をつくらないアプローチ　評価：

この本は、ぼくのような人間（非障害性の自閉症スペクトラムと自認しています）にとってもその家族にとっても、教育関係の人にとっても、医療関係の人にとっても、ぜひ共有しておきたい情報が満載の一冊です。
これまで誤解だらけの認識の元に行われてきた、「苦手克服の訓練」などの誤ったアプローチを変えさせる転換点になることを期待します。
「人づきあいが面倒」という人なら誰でも、あるいは身近にちょっと付き合いづらいなと思う人がいる人も、ざっと目を通すだけで（たとえば第一章を立ち読みするだけでも）「なんだ、そうすれば良かったのか」と得心できること多数だと思います。

とてもわかりやすい　評価：

発達障害の人たちの支援に関わっている者です。
これまでいろいろな発達障害の本を読みましたが，この本は他と違う印象を受けました。
やさしい言葉でわかりやすく，とにかく心に浸み込むように入っていくのです。
現場で子どもたちと関わりながらモヤモヤと感じていたことが，明確な言葉で語られており，何度も「そうそう」とうなずきながら一気に通読しました。
言葉はやさしいですが，内容はかなり深いです。
「非障害自閉症スペクトラム」という考え方にハッとさせられました。
支援で自分たちが目指している方向性はこれでよかったんだと，自信をもつことができました。

漢方に期待！　評価：

わたしの子どもは自閉症で、とても緊張が強く、行事の前後などは特に精神的に不安定になりやすい子でした。
不登校気味の時期もありました。
安定剤（西洋薬）も試しましたがほとんど効果を感じませんでした。
しかし、飯田医院を紹介されて通ううちに、ゆっくりとですが確実に子どもが精神的に安定してきて、言葉も増えていったのです。
学校に行きしぶることもなくなり、今はガチガチに緊張することはほとんどなく、毎日がとても楽そうです。
更年期のイライラや不定愁訴が漢方薬で軽くなり精神的にも落ち着く、というのはよく言われています。
であるならば、過敏さ、不安、緊張の強さが自閉症の子どもたちの生きにくさの中心にあることを思えば、漢方薬が自閉症の子ども達の不安や緊張をやわらげ、症状が改善することも不思議はないと思います。